ジュニパーのラミ・ラヒム、ケーブル事業者向け展示会でMSO事業でのHigh IQネットワークの有効性を説明、Gainspeedとの新アクセスソリューションの共同開発も方針も
ジュニパー上席副社長兼開発・イノベーション担当ゼネラルマネージャーのラミ・ラヒムは、NCTA主催のケーブル事業者向け展示会「ケーブルショー2014」の会場で、Broadband Technology Reportのインタビューに応じました。インタビューは、テクノロジー担当司会者のグエリン・オースティン氏によるもので、6分間の映像として公開されています。その中でラヒムは、クラウド型サービスの提供を模索するMSO(ケーブルテレビ運営統括会社)向けには、ジュニパーのルーティング、スイッチング、セキュリティの各種ソリューションが有効である点をアピールしました。「クラウドはデータセンターにとどまらず、データセンター間の相互接続やクラウドサービスの利用者を結ぶ足回りにも活用できる」と説明しています。
「データセンター内部では、大規模な自動化が可能です。もちろん優れたセキュリティ、データセンター間のピアリング機能も実現できます」(ラヒム)。WAN全体では、ジュニパーの先進のチップセット技術で、処理能力増強ニーズにもスムーズに対応、独自のネットワーク・コントローラ・ソフトウェア「NorthStar」で効率的に管理できます。
先ごろジュニパーは、Gainspeedと共同でMSO事業者のアクセスネットワークを既存のHFCアーキテクチャから標準の10GbEに移行させ、経済性と処理能力の向上に取り組む方針を発表しました。ラヒムはインタビューでこの共同プロジェクトも取り上げました。10GbEへの移行により、パフォーマンスは10倍以上の向上が見込めます。一方、総コストは約3分の2に抑えることができます。「その結果、MSOのお客様がMX2020(3Dユニバーサル・エッジルーター)のようなIP中心のシステムを活用できる道が開けます。34Tbpsまで拡張可能で、レイヤー3からレイヤー7までフルカバーのIPサービスや処理が実現します。将来的には、このソリューションをさらに拡張して、エッジでソフトウェアによるサービスの仮想化も視野に入ってきます。そうなればContrailコントローラなどを使い、SDNアーキテクチャで一元的に管理できます」(ラヒム)。

[× 一覧に戻る]