「今こそ攻撃者に逆襲を」——ジュニパーのセキュリティ責任者がRSAカンファレンスで呼びかけ 講演の模様はビデオで
「我々の業界は、犯罪組織や窃盗団、敵対的な政府、さらには友好国政府を含め、ありとあらゆる敵から攻撃されている。これ以上、手をこまねいていていいのでしょうか」——。2月に米サンフランシスコで開催されたRSAカンファレンスの基調演説に立ったジュニパーのナワフ・ビター・セキュリティ事業部担当上席副社長・ゼネラルマネージャーは、こう熱く問いかけました。
「もううんざりではないですか。情報が次々に盗まれています。こうした窃盗が思わぬ事態につながるかどうかわからなくとも、何らかの影響があることは確かです。企業としても、個人あるいは市民としても、怒りの声を上げるべきです。もう無関心ではいられません」(ビター上席副社長)。
「かといって、攻勢に転じてハッキングを仕返すようでは、高い倫理観を失うことになる」と警鐘を鳴らしつつも、いつまでも受け身でいるわけにはいかないとビターは指摘します。そのうえで、積極的な防御という新たな防御のあり方を提唱しました。これは、ハッキング行為が割に合わないという事実を突きつけ、これまでの常識を覆すことが基本となります。つまり、攻撃に横槍を入れて、攻撃アルゴリズムを破壊し、データ収集行為を混乱させる防御策です。
最後にビターは、「みんなで立ち上がり、今こそ攻撃者に逆襲を」というメッセージで演説を締めくくりました。

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